◆要約
・DBR-T1010を購入し、1TBの内蔵HDDを6TBに換装した。
・TVS
REGZA製のブルーレイレコーダはHDD換装が可能で大容量を安価に実現できるのでおすすめ。
〇TVS REGZA製のブルーレイレコーダを購入
ブルーレイレコーダ(DBR-T1010)を購入しました。
ブルーレイレコーダの選定にあたって、自宅のテレビがビエラであったこと等から当初Panasonic製を検討しましたが、最近のDIGAはHDDの換装ができないようです。
HDDの換装が唯一問題なく行えるのはTVS REGZA製のブルーレイレコーダで、小容量(1TB)のレコーダと別途購入した大容量HDDを組み合わせることで、普通に買うより安価に大容量ブルーレイレコーダを実現できます。〇REGZAの命名規則について
DBR-に続く英字がWはチューナ数2,Tはチューナ数3の仕様を示し、数字部分の千の位が容量、末尾2桁でモデルの世代を示します。
すなわち、今回購入した商品の型番はDBR-T1010ですが、DBR-W1010はチューナ数が減っただけのモデル、DBR-T2010は容量が増えただけのモデルですので、この記事で扱うDBR-T1010と同じ手順でHDD換装が行えると思われます。
<本記事の全く同じ手順でHDD換装が可能な機種>
DBR-W1010
DBR-W2010
DBR-T2010
DBR-T101 ※流通経路によって設定されるモデルで、T1010と違いはないようです。
<本記事のほとんど同じ手順でHDD換装が可能な機種>
DBR-W1009
DBR-W2009
DBR-T1009...などの旧モデル
他にモデル展開としては英字Mのタイムシフトマシンなどの設定がありますが、手筈が異なるかもしれないので記載していません。
〇HDD換装手順
新品商品を早速分解してしまうというのは、なんだか少し抵抗があるような気もしますが、かなり簡単に内部にアクセスできたため、リスクはそこまで感じませんでした。
HDDの上部にフラットケーブルが通っています。そのままでもHDDを取り外せそうですが、フラットケーブルを外してからの方が安全かと思います、青いテープのような部分をひっぱるだけで外すことができます。
金属台座のねじ止めを外し、HDDからSATA部分の変換基板を引き抜きます。
HDDはメーカを分かった上で使いたい派ですが、この商品は外付けHDDながら中身が東芝製DT02ABA600Vで確定しているので、安心して選ぶことができます。
売れ筋モデルで数が出るためか、DT02ABA600V単品で買うよりHD-TDA6U3-Bを殻割りして買った方が安価で、かつHDDケースがおまけでついてくるのでオススメです。
HDDを分解したときと逆の手順で組み付けていきます。変換基板と金属台座を取り付けた状態では、基板と台座の位置関係はこのようになります。
画像下のように上からナナメにツメを収めるようにフタをしてあげるといいです。
フタのねじ止めを戻し、以上で作業は完了になります。
無事容量を6TBにアップすることができました。
初期設定を済ませると、このままの状態ではHDD残量は0時間と表示されてしまいます。
リモコンの「設定メニュー」ボタンを押し、本体設定→その他→初期化→すべての初期化
にて一度初期化処理をすることでHDDが認識され、使用できる状態になります。
6TB・DR画質(最高画質/放送画質)という条件では554時間16分録画可能とのことでした。一段落とすと1000時間を超える録画可能時間となりました。
とにかくこれで無事交換は完了です。
ブルーレイレコーダの配線について、壁からテレビへの直配線用とブルーレイレコーダ経由用で2系統、分配器を要するのかと思っていたのですが、パススルーで使用できるのですね。そして、レコーダの方のコンセントを抜いた状態でも、このパススルー機能は問題なく使用できるようでした。いずれにせよ同軸ケーブルを2本要することには変わりないですが、あまり知らなかったので勉強になりました。